紫禁城 内廷その一
内廷というのは、皇帝一家が暮らした紫禁城の北側の範囲を指します。
こんな門がたくさんあります。小ぶりできれい。
屋根に雑草が生えてるのがかえって趣きがある。(こう思うのは日本人の感覚かな?)
養心殿
代々の皇帝が住んだ場所。
養心殿は内廷の中でもっとも見るべきところの一つなのでしょう、人がここにも沢山。
養心殿内部
窓から撮影
皇帝の色の椅子が見える、その後ろに御簾。おそらくこの部屋が皇帝に代わって西太合が摂政政治(「垂簾聴政」)を行った場所。
反対側の窓から撮影
溥儀が住んでいた麗景軒
透かし彫りやら、色ガラスやら、モダンと伝統がシンプルなつくりの中に見える。
儲秀宮
西太后の住んでいた場所で当時の姿のままらしいんですが・・・、この辺りは同じような建物が沢山あって、くるくる迷いながら見ていったので、もはや記憶が定かではありません。(中には入れませんでした。)
おそるべし、紫禁城の広さ。
清朝のたぶん電話交換手なんですが、この写真がどこの場所なのかわかりません。
電話じゃなく電信装置?
『中原の虹』では紫禁城の中の咸福宮(の設定)で電信装置を使うシーンがありました。
少しだけ調べてみたのですが、まだ不明です・・・。(ちなみに咸福宮は開放されてませんでした)
景仁宮内部
珍妃が住んでいた場所。光緒帝がいそいそ(多分)と通ったのでしょう。
そう思うとなんだかこの内部も艶っぽく見えてくるような・・・。
内廷、まだ続きます。