ジャパンカップ2013 覚書その1 クリテリウム編
ジャパンカップに行ってきた!
競馬じゃなくて自転車の方!
サイクルロードレースにはまって何年か経ちますが、一度は生観戦してみたい、しかも好きな選手がいればなおさらだということで、宇都宮で毎年行われているジャパンカップを初観戦してきました〜。
意外と九州(いま暮らしている)と宇都宮は近かったぜ。(ちょっと虚勢はってみたぜ)
宇都宮駅に降りた途端餃子の匂い。
ホントに餃子の街なんだすごいや〜と感心してたら、ホテルを間違えて予約していた。
あと航空機で筆ペンが漏れてリュックの中が大惨事。
最初からいろいろあるなと思ってた。
兎に角宇都宮入りしたらこっちのもんだ!と気を取り直し友達と合流。
街を歩いてる間にチームのスポンサーや協賛企業から応援グッズを沢山もらう。
当日はクリテリウムというレース。
街中の道路を封鎖して、一つのコースを周回するというレースなので、歩道にしがみついて観戦。
友達が場所取りをしてくれていたので、そこへ向かう。
(まだ観戦待ちをしている人はまばら)
待ってる間にも応援グッズは配られる。否応なくレースへの高揚感は高まっていく。
そして貰いすぎて使用しなかったグッズがこちら。
(来年の田畑の鳥避けイノシシ避けにでも使います。)(畑にレオパやキャノデが刺さっていたら、ああここの人はジャパンカップに行ったのだな、楽しかったのだなって察して下さい。)
パレードランが始まり、ホントにあの有名な選手が宇都宮に来ているのかよ、ドッキリじゃないのかジョークじゃないのかと疑っていた私の目には、サガンが!
サガンが!
あくびをしてる!
あなたは!デンマークのプロチームで活躍している宮澤選手!
という(多分レースを知らない方にはなんのこっちゃという)夢のような時間でありました。
それもこれもパレードランがなぜか渋滞したおかげです。いつもだったらきっとシュッと目の前通過して(以下参考写真)終わりな気がする。
参考写真;これでもゆっくり走ってくれてるんだけど、素人カメラでは追いつきません・・・。
いよいよレースがスタートし、やっぱりレーサーは速いワーと思ったりしたんですが、うまいことレポートできないので、当日のレースの様子はプロの記事をお読みください。
宇都宮大通りで繰り広げられた高速バトル ヴォンホフが2度目の勝利 - ジャパンカップクリテリウム2013 | cyclowired
ハイ。こんな様子でした。
そういえば、一度だけ目の前を選手がアタック(集団から抜け出し攻めの走りをすること)したのですが、1m以上離れているのに、うわ!轢かれそう!って思う速さと迫力でした。風切音がすごかった。
あと観戦してるポジションの後ろにインドカレー屋さんがあって、レース中いい匂いがずっとしていたので、宇都宮まで来てあわや餃子ではなくカレーを食するところでありました。
つづく。
もうひとつ街歩き
タイペイを訪れた際に街歩きしてみたかったのが、迪化街(てきかがい)です。
洋風建築好きとしては、ぜひ街並みを見てみたかったのでした。
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参考にしたのは、九分と同じシリーズのガイドブックです。
これは街をゆっくり歩いてみたいという人にはおすすめです。
というわけで、もともと派出所だった建築から街歩きをスタートしました。
(タクシーで行ったのですが、本当の派出所に着いてしまい、裏口でタバコを吸ってるおまわりさんたちに聞いたら道を教えてくれました。代わりに「皐月」ってなんて読むんだって聞かれたけど、どこで出てきた名前なんだろう・・・。)
現在は消防署になっているのかな?壁のカーブがキレイです。
こんな感じの建物がずらっとあります。そのガイドブックには、様式や時代など書いてあったように記憶してるのですが、さすがに持ち歩けなかったので、どれがどれやら。
商店の軒先に植物が絡み付いてる様がすてき。
商店には乾物や漢方などが並び、香りが漂ってきます。
カラスミも安く買えるらしい。
全体的に結構真新しくなっている。工事を入れて、修繕しているところが多かったです。
この街の一角に、母が行きたいと言っていた人形劇の博物館「林柳新記念人形博物館」があったので、ちょっと寄ってみることにしました。
こぢんまりとした建物に、少しアーティスティック風に展示されてました。
不定期で人形劇の上演もされているみたいです。全部で四階のフロアがあったのですが、内一つは台湾の子供番組の収録が行われていました。
母は楽しそうにそれを見学してましたが、隣のフロアに飾ってある影絵がすばらしくて、私はそれを写真にガシガシ収めてました。
牛革に着色してあるものだそうです。
アジア各国の影絵が展示されていて、宗教だったり、歴史だったり、いろんな話の影絵がありました。
本当に細かくてすばらしい。これが物語の登場人物で動くんですものね。真っ暗な中で子供は夢中になって見ることでしょう。
迪化街を後にし、永康街へ移動。
四時半くらいに着いたので、有名な小龍包屋へ。すっごくおいしい!というわけでもなかったのですが、日も暮れない内のビールと小龍包というだけで気分がよかったです。
このあたりは土産用の細々した雑貨の店が多かったのですが、意外と土産用の雑貨って選ぶの難しいものですね。結局あまり買わず。
最後に近くのお茶屋さんに行きました。
奥さんが日本語をしゃべれる方で、試飲ついでに随分と長居をしてしまいました。
話しているうちに、なんだか賑やかな行列が店の外を練り歩いている。
あれはなんですか!?と聞いたら、今日は媽祖の誕生日だと言う。
ガイドブックにはもっと後だと書いてあったのに、と言ったら、旧暦なので今年は今日ですよということでした。
張りぼてを被ったり、車に積んだスピーカーで音楽を流したり、黄色の一群で、そこら一帯がいっぺんにお祭りになったようでした。
さらに、中国旅行で探していて見つからなかった茶葉水筒(直接茶葉を入れ抽出するボトル)もこのお店に置いてあったりして、なんだかいろいろラッキーでとても嬉しかったです。
ここでいろいろと茶壺や茶葉のお話を伺い、茶壺(1200元〜・・・)もおススメされ、さすがに茶壺では入れないでしょう、そこまではねえ、と思っていたのですが、帰国後どうなったかは前に述べたとおりです。
その2:九イ分の街
小学校の入口からすぐ下に九分への階段がありました。
ガイドブックに載ってるような九分の風景をようやく見つけました。
ここからお店を冷やかしながらどんどん下って行き、とりあえず一休みしようということで、九分茶房という茶芸館へ。
おそらく日本人観光客も多いのでしょう、日本語の通じる店員さんがいました。
通されたのは、靴も脱げるちょっとした仕切りの中。
何種類もお茶があったのですが、正直日本で飲む茶色の烏龍茶や鉄観音茶くらいしか知らなかったので、母がおススメを聞いたら、結構高いお茶を勧められて、母も「じゃそれで」というもんだから、内心では「茶にしては、お高い・・・」(台湾の食べ物の値段に慣れてきたため)と思ったんですが、このお茶がのちのち私の台湾茶への関心を深めていくことになりました。
テラス席もある。晴れていればおそらく絶景なんでしょう。
炭で鉄瓶をシュンシュンさせながら、ひんやりとした山の空気が流れてくる中でゆっくりする時間は格別で、二時間ほどいました。
それで、ここで飲んだお茶は「高山茶」の中でも高級な「梨山茶」といいます。
茶壺(チャフー)ではなく、蓋碗(がいわん)で頂いたのですが、爽やかで香りがよく、味もまろやかなことといったら!
(この器を区別して認識するくらいまで、帰国してから台湾茶にはまったということです・・・。きっかけはどこに転がってるかわかりませんね。)
飲んだ場所の雰囲気のせいかなと思っていたんですが、残った茶葉を持ち帰ってOKだったので、自宅で飲んでみても味は変わりませんでした。
高山茶の中で有名な阿里山とは本当にまた違う爽やかさなんです。ちょっとびっくりしました。
茶芸館の中には沢山の茶器も売っていて、雰囲気がすごくよかったです。茶芸館をあとにして、またぶらぶら。
すてきな階段があちらこちらにある。
これはこどもは泣くんじゃないか。
ここが金山だったなごりの五番抗。
近くに靴がピヨピヨ鳴る男の子がいてかわいい。おじいちゃんが面倒見てた。
九分で一番有名な場所。
九分の提灯の灯った風景が見たかったので、夕暮れまでいました。
日暮れに灯る提灯はとても幻想的でした。
できれば十三層遺址や、となりの山の黄金神社にも行きたかったのでしたが、スケジュールが厳しかったためあきらめました。
帰りはまたタクシーで駅まで。
帰りの電車は時間通りに来ず、途中で急行待ちをしたり、行きより随分かかりました。
その1:九イ分への道のり
参考にしたのはこのガイドブック。
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ツアーなどで行くより、街歩きしたいなあと思っていたので、ちょうどよいガイドブックでした。
この本によると、九分は一日使って歩いてみたらいいし、土日は台湾各地からの旅行者で混むよ、ってことだったので、平日に行くことにしました。
九分は金鉱で発展したので、山の斜面にはりついているような、坂の多い街です。
なので、ちょっと母を上の方まで登らせるのはどうかなと思っていました。
通常はバスやタクシーで街の麓まで行き、そこから延びる坂道や階段を徒歩で上っていくのですが、このガイドブックによれば、九分よりもっと高い位置にある福山宮、開成殿までタクシーで行き、さらにそこから九分の街のてっぺんにある小学校までタクシーで乗りつければ疲れないよ!という。
それはいい方法だと思い、さっそく出かけることにしました。
まずは台北駅で瑞芳までの往復切符を購入。
普通列車で40分くらい。
着いたら昼だったので、とりあえず瑞芳でお昼ごはん。
屋台も沢山でてたのですが、駅からまっすぐ行った突き当りにある、地元の屋台が大きい平屋にざっと入ったレストラン街(?)へ。
ここで初めて自助餐を食べました。バイキング形式で自分の食べたいおかずを選んで、お金を払う食事です。
とても安く、そして台湾で食べたどの料理よりも一番おいしかったです。
やはり地元の人が地元の人のためにやってるお店が一番おいしいのかもしれません。
そして、とりあえず瑞芳駅にあるインフォメーションで福山宮への行き方を聞いたら、タクシーで行けばいいんだけど、九分行くんだったら、やっぱり麓で降りるのがいいよ?と勧められ・・・。
そんなにこの方法で行く人がいないのだろうか・・・とぼんやり思いましたが、やはり山の上からのルートを捨てきれず、タクシーで行くことにしました。
あらかじめインフォメーションでタクシーで行くんだったら200元(1元=2.7円)だと教えられてきたので、(通常はメーターですが、地方では交渉みたいです)タクシーのウンチャン(向こうでもこう言う)も出した値段が同じだったので安心しました。
中国でぼったくりにあってるので、台湾でも相当警戒してたんですが、全くそういった気配はしませんでした。よかった〜!
ついでにたまってたウンチャンたちに福山宮から小学校行きたいんだけど、と聞いたら、タクシーじゃなく徒歩だな!五分くらいでつくよ!と言われ、あれ?書いてあることと違うなあと思いましたが、まあ行ってみるか!みたいな気持ちで乗り込みました。
着いた福山宮はとても静かで、とても居心地がいい。
しかしまったく方角がわからない・・・。
右の方にお墓みたいなのがあるけど、開成殿じゃなさそうだしな・・・。
(しかもガスがすごい)
こういうときのために方位磁針を皆持ってるんだな!と思いながら、「開成殿はどこですかね?」と台湾人か香港人か上海人みたいな観光客のおじさんに聞いてみる。
おじさんは不案内なのに、一緒に考えてくれてたぶん向こうだよと教えてくれました。
そしてその方向へ行くと、開成殿発見!
ありがとうおじさん!そして九分の街はどこだろうと見渡してみる。多分この方角にあるはず・・・。
小学校のそばには宮が確かあったから、遠くに見えるあれがそうなんじゃないか、ウンチャンも五分くらいだと行ってたし、そんな距離だ!と見当をつけ、あの屋根を目指して地元の家の裏道を歩いて行きました。
うねうね。
老人が二人くらい家の外で涼んでたから、怪しまれないように笑顔で「ニイハオ!」って言ったら、苦笑いしながら返事を返してくれました。
で、本当に五分くらい歩いたら、
着いたー!!!
小学校もすぐそば!ヤッタネ!
タイペイ
台湾の北部に行ってきたので、覚書を。
今回は母と二人で個人旅行。
ホテルと航空券セットの方が安いのですが、部屋のグレードを指定するために別々にとりました。
ホテル→エクスペディアで予約
航空券→イーツアーで予約
この手のサイトは沢山あるので、どこでもいいかも。
ホテルは日本語OKでもそうでなくても構わなかったのですが、結果的に日本語OKなところになりました。
向こうで使うお金は、前回中国に行ったときに夫がATMでクレジットカードを利用して現金を引き出しているのをまねすることにしました。
短い日数の旅ならば、帰国して引き出した分をすぐに繰り上げ返済すれば両替所よりもお得です。
ATMの操作法もネットに載ってるので便利です。
また行きたいなあと思った場所を書いておこうと思います。
天壇と湖広会館
紫禁城を出た後、景山へ行き、そこから東四まで歩き、地下鉄で天壇まで行き、そこからまた歩き湖広会館で京劇を観て、前門まで歩いて。
いま考えるとテンションで回ってたとしか思えない強硬スケジュールです・・・。
天壇
観光客の多い故宮に比べ、天壇は地元の人の憩の場になってるみたいで、トランプ賭け事や凧を揚げたり、いろんなことをして過ごしてました。
長い長い回廊。
遺跡のような不思議な風景。
カラスの大きさくらいの鳥が沢山いてちょっとびっくりします。
キッチョンキッチョンと鳴いてました。
湖広会館
どうしても、ホールなどではなく昔ながらの建物で観たかったので、ここへ行きました。
理想の京劇のイメージは、観客が感動して立ち上がり「ハオ!ハオ!」って言ってるかんじなんだけども。
(実際にそんなことあるんだろうか。)
はじめから観光客向けの劇だと思うのですが、それにしても旦那役のおじさんのひどいことよ。
声は枯れ、自分の衣装が気になるのか、ちょくちょく襟元を見ながら直す。
それに比べ、主役の女優さんの演技はすばらしく、気迫がありました。
あまりにすてきだったので、女優さんの名前を知りたいなと思って、外の看板を見たものの役者の名前だけがずらっと書いてあるだけでわからず。
入口にいた人民解放軍の制服を着た警備のお兄さんにちょこっと聞いてみたら、英語では通じず、漢字を書きながら知りたいんだと言ったら通じて、張り切ってくれたお兄さんは最初に同じく外の看板へ連れてってくれました。
ところがやはりお兄さんにもわからない。そしたら近くの関係者の子(?)を捕まえ、事情を話してくれて。
その若い女の子は「え〜楽屋行くの〜?」みたいな感じだったのですが、ちゃんと行ってくれて、帰ってきたらお兄さんが「この人の持ってる紙に名前を書いてやれよ!」と言ってくれたので、名前を知ることができたのでした。
テレビでは抗日ドラマが流れ、ニュースでは尖閣問題をやってる中だったので、ちょっとそのお兄さんの人柄に感動しました。
会館を出て、前門へ斜めの道を進む。
一本道だったのですが、中国の地元の人ばかりの街並み→観光客向けの商店が立ち並ぶ→外国人向けのカフェバー→ディズニーランドみたいな街並みに変わっていく様はとても面白かったです。
ディズニーランドみたいな街並み
(ブランドが立ち並ぶ)
宿泊場所
一か月空いてしまいました・・・。
今年中には旅行記終わらなそうです、記憶がどんどん薄れていく・・・!
さて、ホテルを選ぶときに、最初に参考にしたのは『地球の歩き方』ですが、せっかくなんですし、北京の伝統的な建築物である四合院造りに泊まってみたいな、と思ってました。
ガイドブックに記載されている四合院造りのホテルを最初に予約しようと思ったのですが、インターネットで探している内に欲が出てきて、いろいろ探した結果、こちらのサイトから予約できることがわかりました。
http://www.sinohotel.com/japanese/index.html
最初は日本語ページがあるのに気付かなくて、中国語でなんとか意味を知ろうと四苦八苦しましたが、ちゃんと日本語で予約可能です。
ただ、日本語ページにでてこないホテルもありました。
そんなわけで、迷った結果「北京閲微庄四合院賓館」に決定。
中式古典ダブルベッドルーム、でも最初にフロントで、予約手違いで違う部屋になったとかいわれたような?
グレードアップしてこの部屋になったのか、よくわかりません。
思ってた四合院とはちょっと違って、アパートメントみたいなかんじ。
従業員はほとんど英語でやりとりしてました。
日本人で泊まっているのは我々だけで、他は欧米人と香港(上海?)人ばかり。
帰ってくるたびにきちんと部屋が清掃されていて、とても気持ちよかったです。
シャワールームは清潔でお湯がでるし(重要)、トイレは水洗だけど紙は流せません。(中国で紙を流せるトイレのほうが少ない)
バイキング形式の朝食はおいしかったです、おかゆなどのほかに、ちゃんとパンもコーヒーもジュースも用意されていました。
『清潔な場所に欧米人は集まる』
というのが、今回の中国の旅で知ったこと・・・^^;
だから食堂などは欧米人が集まるところに行くとよいかもしれません。少々高いが清潔です。
時期がちょうど北京観光シーズンだったので、少し高めで一泊ダブルで760元くらいだったかな?
二人で一泊一万円くらいなので、中国ではそこそこ良いホテルだと思います。